ヨーロッパの共通通貨ユーロ

ユーロとは、ドイツ・スペイン・ギリシャ・オランダ・ポルトガル・フランス・イタリアなどのヨーロッパの国々で共通の通貨として利用されています。

1999年に、政治的そして経済的にも強い繋がりの欧州連合(EU)内の共通の通貨を目指して発足しました。

そして2002年から流通がはじまり、加盟国は少しずつ増えている傾向にあります。

ですが、EUに加盟している国であるにもかかわらず、ユーロを使用していないこともあり、またEUに加盟していなくてもユーロを使用していることもあり、全てが一致しているのではないのですが、ユーロを採用している国を一まとめにユーロ圏と呼んでいるのです。

ユーロ圏は、つひとつの国大きいわけではないのですが、ひとつの塊として大きな存在であり外国為替市場の取引高はドルに次ぎ、存在感のある通貨といえるでしょう。

ユーロ圏の金融政策では、ECB ユーロ圏の政策金利の引き上げや引き下げ、また金利誘導などの金融政策は一本化されて各国政府から切り離され、 欧州中央銀行が取りまとめています。

財政政策としてユー ロ圏各国は、以前より各国の政府が独自で行われていますが、財政の共通化や一本化については、これからも見直しの課題とされることでしょう。  

ユーロ/円相場で一時160円を超えていたユ ―ロが、 2008年9月のリーマンショックだけでなく、ギリシャ債務問題の発覚の影響を受けて、2012年には100円を割って円高が進んだこともあります。

欧州債務危機の鎮静化、そして国内の政権交代を受けながら円安基調となっていますが、2017年3月から交渉が始まっているイギリスのEU離脱に関してはユーロ圏ではないといっても、ポンドだけにとどまらず、ユーロ/円の相場に対しての影響が懸念されています。